霧島高原ビール(鹿児島県)
チェコ生まれ薩摩育ち 10月は鹿児島県より霧島高原ビールをお届けいたします。 ビール製造免許が緩和され、小さなブルワリーでもビールを製造することが可能となった1994年。 日本古来の麹の研究を行っていた会長が「麹の研究者として美味しいビールが造れるのでは」と思ったのがきっかけです。 最高のビールを探して世界中を旅して回った先に行き着いたのが、チェコのピルスナービールでした。 「絶対にこのビールを日本で造る!」という強い思いのもと、数々の困難をくぐり抜け、原料の麦芽、ホップ、醸造設備、そして職人ブルーマスターまでも、独自にチェコから国内に導入することに成功。そして科学的な側面からも徹底的にチェコのピルスナービールを分析しました。 その結果、硬度は2.8という超軟水のチェコのピルゼンの水を使用して製造されていることがわかりました。 水の性質は、味だけではなく、のどごし、キレなどビールが持つその全てを大きく左右する重要なもの。 霧島高原ビールの醸造に使用する地下水の硬度を調べてみたところ、なんと、チェコのピルゼンの水と同じ硬度2.8の超軟水であることがわかり、一同、歓喜に包まれたとか。これも運命ですね。 [...]