宮城ゆりあげ麦酒(宮城県)

Published On: 2021年3月12日
SHARE

熱きビアマンの人生を醸したビール

 

3月は宮城県より宮城ゆりあげ麦酒をお届けいたします。

2011年3月、東日本大震災で甚大な被害を受けた「鳥の海ブルワリー」。
ビールを醸造するための機械も原料も大会の受賞メダルも・・建物ごとすべて流されてしまいました。

宮城県での再建はすぐには難しい状況の中、いずれはまた宮城で・・という想いで岩手県花巻市へ移転。
その後、2020年1月に、東日本大震災で被災した家屋の集団移転跡地を造成し産業用地として再開発された土地「宮城県名取市閖上」に「宮城ゆりあげ麦酒醸造所」を再建。宮城県での再出発を目指した震災から9年後のことでした。

国際大会で審査委員をつとめるチェコ人の醸造士ペトル・ヤニック氏が直々に閖上を訪問し、チェコから輸入した機械のオペレーションや技術の指導にあたったそうです。
創業以来、濾過も加熱もしない製法にこだわり、酵母本来の味わいが特徴。
主力は創業当時、日本ではまだ誰も挑戦していなかったフルーツビールで、ビール酵母にワイン酵母を加えて芳醇な味わいになっています。
工場長の北條さんは、ドイツ人ブラウマイスターの作るビールに惚れこみ、脱サラして醸造士になった方。
時代に流されない信念を持ち、酵母のうまみを消さない製法で、飲む人が楽しんで味わえるビールを造り続けています。

宮城ゆりあげ麦酒よりお届けするビール

ヴァイツェン

アルコール度数:5%
フルーティなオレンジピールの味わいで大麦麦芽50%、小麦麦芽50%の旨い淡色ビール。
香味が癖になる華やかさがあり自信作の1本。
バランスのとれた柑橘系の旨味をお楽しみいただけます。

ラガー

アルコール度数:5%
非熱処理、無濾過、旨味で濃密、長期熟成ビール。
大麦麦芽100%、無濾過でほどよい苦味があり癖になる味わい。
濃密な旨味とスパイスコリアンダーが見え隠れする、ビール通におすすめな1本です。

ピルスナー

アルコール度数:5%
大麦麦芽100%、透明感がある淡色で苦みが後に残らない爽快なのど越しが特徴。
きめ細くクリーミーな泡がたちます。

いちごエール

アルコール度数:7.5%
ビール酵母とワイン酵母を使って数回発酵させ、さらに紅麹と山形紅花生産組合の紅花を発酵させて偶然にできたフレーバー。成熟に3カ月を要するこだわりのフルーツビール。500Lのビールを作るのにイチゴジュースを130L使用して、濃厚な味わいを実現しました。

ぶどうエール

アルコール度数:8%
糖度67.9度のブドウをたっぷり130L使って作るフルーツビール。
コンコート種のブドウをふんだんに使ったキレイな赤褐色の色合いと濃密に漂うブドウの香り。ちょっとした酸味もあり、女性の方に特にオススメです。

りんごエール

アルコール度数:8%
糖度50.5度のリンゴを使った、非熱処理&無濾過のかぎりなくベルギービールに近いフルーツビール。二次発酵の際にワイン酵母を使用したことで、バランスのいい上品な味に仕上がっています。

毎月1回届くクラフトビール お申し込みはこちら

24時間入会受付中!